会社には、さまざまな能力や個性を持った従業員が集まります。
しかし、一人一人の従業員が、何のルールも無い中で自分の思うまま仕事を進めていても、会社の業績向上につながることはありません。
会社の業績を上げ、発展させていくために、さまざまな能力や個性を持った従業員をまとめ、力を結集させていく必要があるわけですが、そのためには、守るべきルール(=就業規則)が絶対に必要です。
就業規則は、従業員に一定の制約を課し、行動を縛るものです。
ただし、就業規則というのは、会社の業績を上げ、発展させていくという目的でつくるものであって、従業員の行動を縛るためにつくるものではありません。
また、就業規則は経営者にも一定の制約を課し、行動を縛るものです。
就業規則によって、従業員の義務と権利が明確になり、同時に経営者の義務と権利も明確になって、会社の業績を上げ、発展させていくための基礎固めができることになります。
